シドニー到着後、まだ何もわからない数時間後に突如オーストラリアンオープンの会場にいる自分がとても不思議だった。計画していなくても縁があればこう言うめぐり合わせになるのだ、といつもの自分流に落ち着いた。
大会3日目G・ノーマンは7組目のスタートだったので、私達がコースに着いた頃にはプレーは終了していた。ノーマンの姿を見ることが出来なかったのが一寸残念だったが、その日は68を出しノーマン健在を示していた。
翌日の新聞では成績には関係なく一面に大きくノーマンのショットの写真が報じられていた。51歳になるノーマンであるが、まだまだオーストラリアゴルフ界の絶対的存在なのだ。
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・ノーマンのショットの写真が報じられた地元の新聞 |
トーナメントは知っているプレーヤーが出ていないと見ていても興味が高まらない。
結局アップルビーを数ホール見たあとはスコアキャリングボードの選手名を見ながらコースを歩き18番ホールのグリーンサイドに戻った。 ギャラリーに囲まれた最終ホールのグリーンサイドはさすがナショナルオープンの大きさと華やかさを見せていた。その後、練習場やギャラリープラザを見てコースを後にした。 ギャラリープラザの一角にヒストリー・オブ・ゴルフ・エンド・ジ・オープンと言うのを見つけ色々な種類の資料を手に入れたのは良いお土産になった。
結局オーストラリアでのゴルフはこのオープンの観戦だけで、後はのんびり自然を満喫していた。友人宅から10数分で行ける入り江や湾、その青い海にはヨットが浮かび浅瀬では犬が遊べる。
タロンガ・ズー(動物園)からも森や海が見えていた。こんな美しい自然が身近にあれば、式の後に海をバックに親しい仲間とシャンパンで乾杯なんて言うことも様になるし、うなずける。
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ウェディングの式のあと友人とシャンパンで乾杯!(中央が友人夫妻)平成14年撮影
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